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今後の太陽光発電の導入価格について②

前回のブログでは世界各国での太陽光発電の導入事情について紹介をしました。

中国、アメリカ、インド、日本など・・・、どこの国で太陽光発電の導入が進んでいるかご理解いただけたかと思います。

このような現状にあるなかで今後は各国での太陽光発電の導入はそのような推移していくと予想されているのでしょうか?

今回のブログでは前回ご紹介した各国での現在の太陽光発電の導入事情に引き続き、今後はどのような推移が予想されるかについて触れていきたいと思います。

そして、太陽光発電の導入に掛かる費用のうち、原価のなかで最も占める割合の大きい太陽電池モジュールの原価推移についてもご紹介していきたいと思います。

今後の太陽光発電の導入について

前回のブログでもお伝えした通り、現在世界の太陽光発電の導入状況は中国・アメリカ・インド・日本がその台頭にある状況となります。ではこのような状況にある太陽光発電市場において今後はどのような推移が予想されるのでしょうか?

今後の原価推移予測について

前述したように、現在最も大きな市場は中国になりますが、この中国市場が急速に縮小されていくことが予測されています。と言うのも、実は6月30日以降に連系される予定だった物件を全て白紙に戻し、買取価格を確保していた物件もその単価を減額することになったからです。この理由としては、ここ1~2年で太陽光発電の導入量が急激に増え、買取価格の未払いが1兆円を越していました。2018年も予想以上に申請数が増え、今回の措置に踏み切ったようです。

つまり、中国市場はほぼ確実に縮小していきます。自家消費型も年内の連系を認めなくなりました。中には中止になるプロジェクトも多くあるようです。

そうなってくるとメーカーとしては予定していた商品が出ない在庫余りの状態となり、中国以外の市場へ商材を売ることを強いられます。特に中国で生産をしているモジュールや架台などは今後、値下がることは確実と言われています。

その次に大きなアメリカ市場も、安泰とは言えません。

トランプ大統領が行った関税賦課による影響で、米国内のモジュールメーカーも大きな影響を受けています。モジュールメーカーは、中国やフィリピンといった海外工場で生産を行っているものが大半です。以上のように、モジュールメーカーを初めとした部材メーカーは、米国内での販売コストが上がり、非常に苦しくなることが想定されます。

インド市場に関してはまだまだ発展途上であり、太陽光発電に関しても「2022年までに100GW(現在の約10倍)導入する」という国の方向性があます。しかし、まだまだ大型の市場になっているとは言い難い状況にあります。

そのため、多くのメーカーにとって大きな市場であった中国・アメリカ市場が厳しくなっていくため、まだまだ魅力的な市場の日本には現在よりも価格競争を続け、安価な商材が入ってくることが予測されています。商社やメーカーからのお話しでは、「今年の10月から仕入値が下がる」「来年の年初から仕入値が下がる」といった話が浮上しています。

このような各国の情報を掴んでおくことで市場推移を予測することができるようになるのです。

まとめ

太陽光発電の導入は、今後日本市場において拡大していくと考えられています。

世界各国の動きを見ておかなければならないことは当然ですが、日本市場での導入推移を予測することは必須と言えます。

では、前回からお伝えしている、太陽光発電の導入に掛かる費用のうち最も占める割合の大きい太陽電池モジュールの原価推移についてはどのような予想があるでしょうか?

次回からのブログではこちらについて紹介していきたいと思います。

『 今後の太陽光発電の導入価格について② 』 投稿日: 作成者: admin

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