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省エネ補助金活用事例14-2 ~溶融炉の熱対策の事例~

今回のエネルギーコスト削減工事事例は、アルミの溶融炉の熱対策の事例を紹介します。照明・空調の次にエネルギーコスト削減の対象として注目されている熱対策。今回はその1つの事例をご紹介します。

施工提案内容

株式会社Aから依頼があった溶融炉の熱対策の試験施工は以下の内容になります。

断熱塗料を用いた溶融炉の塗装工事 1基

遮熱シートを用いた溶融炉の熱対策工事 1基

施工はそれぞれ1日で完了することができます。試験施工から3か月の周囲温度の測定を行い、良好な結果を示す工法を他の溶融炉にも展開する想定で試験を行います。

施工完了ならびにエネルギーコスト削減効果

試験施工を行い3か月の周囲温度の測定ならびに検証を行いましたが、まず出した結論としてはもう3か月の測定を行うということになりました。共に削減効果は示しているものの、どちらかの方法を選定するという決め手には欠いていて、また断熱塗装と遮熱シートの両方を全ての溶融炉に行うだけの予算の確保は難しいため、引き続き検証を行うと言うことになりました。弊社としても、どちらの方法が絶対に良い、と言うことができればこれ以上簡単なことはないのですが、工場全体の稼働状況や1つ1つの炉の稼働状況にも成果が影響されるため、弊社としても引き続きの検証に合意し、どちらの方法が良いのかの見極めをしていいきたいと考えています。

まとめ

現在熱対策がエネルギーコスト削減の分野として注目をされています。しかし、この「熱」というものは、実務的にも学問的にも非常に難しいものとして認識されています。エネルギーコスト削減・電気代削減として、まず多くの企業は照明と空調に取り組むことになります。蛍光灯や水銀灯をLEDに替える、古い空調設備を最新の高効率タイプに替える、これは非常に分かりやすく、目に見える電気代削減になります。しかし、ダイレクトに電気代削減に寄与するものとして、照明と空調の次に続くものがあるわけではなく(工作機械も当然電気を消費していて各種の省エネタイプの工作機械も登場していますが、直接生産に関わる工作機械の入れ替えが照明や空調に比べて難しく、また省エネタイプに替えたとしても照明や空調ほどの大きな削減効果が見込めないことが多くなります)、エネルギーの発生量として大きい熱が注目されているのですが、この取り扱いは容易ではありません。

しかし、現在熱の低減や排熱利用の分野は多くの機関で研究が進み、エネルギーコスト削減事例ならびに補助金活用事例も出始めており、今後広がりを見せる分野であることは間違いありません。当社もこの分野は発展途上ではありますが、熱対策や排熱回収に取り組みたいという企業様は最新情報のご提供もできますので、ぜひ弊社までお問い合わせください。

『 省エネ補助金活用事例14-2 ~溶融炉の熱対策の事例~ 』 投稿日: 作成者: admin

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