今回の省エネ補助金活用事例は、ある食品工場のLEDとキュービクルの更新工事の事例です。当初はお客様自身も補助金活用を考えていた案件ではなく、弊社のエネルギーコスト削減に対する考え方をよく反映させて頂いた事例となります。
施工提案内容
株式会社Aのエネルギーコスト削減工事は以下の内容になります。
水銀灯のLEDへの更新工事 8基
キュービクルの更新行為 1基
活用した補助金は設備単位の補助金を活用しました。それぞれ単体では補助対象ではありませんでしたが、2つをまとめることにより補助対象とすることができました。
施工完了ならびにエネルギーコスト削減効果
今までも記載をしたことがありますが、照明や電気系統のエネルギーコスト削減工事は削減効果のシミュレーションと結果に差がほとんど生まれないことが特徴です。工場の電気系統は決して簡単な工事ではないことが多いですが、当社の経験を活かして確実に工事を行い、想定していたエネルギーコスト削減効果を得ることができています。
まとめ
エネルギーコスト削減の取り組みは中長期の取り組みとなります。1つの内容では補助対象にならない内容でも、2つ3つの内容をまとめると補助対象とできるものも数多くあります。しかし、翌年さらにその翌年と計画していた内容を、1年2年前倒しすることは通常はできません。まとめて行おうとすれば計画を後ろに送っていくことになります。
確かに毎年実施を予定していた計画からは遅れてしまうかもしれませんが、それによって補助金が活用できるのであれば、それに余りあるだけの施工コストの削減を行うことができます。弊社は今目の前にやりたいものだけではなく将来の計画も伺い、同時実施であれば補助金活用ができるのであれば、「計画の積極的な後ろ倒し」もお勧め