皆さんは太陽光発電設備を共同購入するという話を聞いたことがありますか?
神奈川県で住宅太陽光発電システムを複数のユーザーと共同購入することができる新しいサービスが始まりました。
今回は太陽光発電システムの共同購入という話についてご紹介したいと思います。
かながわスマートエネルギー計画
神奈川県では再生可能エネルギー等の導入を加速化し、エネルギーの地産地消を進める「かながわスマートエネルギー計画」を掲げ、太陽光発電の普及促進に取り組んでいます。
住宅用太陽光発電の共同購入事業
住宅用太陽光発電の共同購入事業とは、事前に購入希望者の参加登録、ならびに販売施工事業者の入札参加意向を募り、具体的なスケールメリットを把握したうえで入札によって価格を競い合うというものです。
共同購入に参加する消費者の登録受付は無料で、2019年5月17日より募集を開始し、登録をする時点では購入の義務は生じません。
同年6月20日に登録期間を終了し、その後入札により販売施工事業者を決定していく予定で、個別の見積もり提供を行います。購入希望者は同年8月8日までに購入を判断し施工が始まり、購入・施工は2020年3月に終了する予定です。
住宅用太陽光発電共同購入のメリットは、多くの人が参加することで共同購入が可能となり、販売施工事業者から神奈川県民に向けた特別な割引価格を得ることができるところにあります。
消費者へは市場価格の10~20%割安な価格での提供を目指しており、事前見積書で製品・価格、初期費用の回収年数を分かりやすく説明、納得したうえで購入の判断していただくという流れです。
さらに、太陽光発電の専門家が販売施工事業者を入札で選ぶことから、購入者は製品・販売会社・施工品質の比較検討などをする必要もないこともあります。
まとめ
太陽光発電システムの導入に関しては、各都道府県別で様々な施策を実施しています。導入を検討されている方やきっかけが今までなく、これから考えていきたいという方は自分がお住まいの地域の施策も一度検索してみると良いと思います。