今回の省エネ補助金活用事例は、総合病院のエネルギーコスト削減の際の補助金活用事例です。補助金に関する情報は数か月単位で更新されています。それまでの補助金では対象外とされていた案件が新しい補助金によって対象事業とできた事例となります。
施工提案内容
総合病院Aが当初計画していたエネルギーコスト削減工事は以下の内容になります。
院内全館のLED照明導入
高効率空調機への更新工事
まずはこの2点について施工を行い、そして次年度以降に自家消費型の太陽光発電システムと蓄電池の導入をする、という計画でした。
弊社から提案をした内容は、自家消費型の太陽光発電システムと蓄電池の導入も合わせて行うことにより、「地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する 自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業」による補助金(通称 防災補助金)が適用できる可能性が高いことでした。
もともと施工内容はこれまでの補助金でも仕様を満たしているので、新しい形の補助金でも十分仕様に適用できる可能性が高いと考えられることと、かつ前回問題となった点も新たな補助金の申請までにはクリアができることが確認することができています。
本年度からの補助金となるのでこれから新たな課題は生まれてくるはずですが、総合病院Aの担当者の方にもこのことをお伝えし、数年越しのプロジェクトを成し遂げるために再び前に進めていこうと考えています。
まとめ
進んでいこうとした道がふさがってしまった時に別の道を探すことになりますが、その時に大切なのは最新の情報をいかに持っているか、ということが1つだと思います。そしてその情報は今までのこの事業に関する経験値と、そこで培ってきた人の繋がりからもたらされることも多くなります。
弊社はこれからも重要性が変わらないエネルギーコスト削減という分野において、引き続き最新の情報を収集し続け、お客様に有効な提案を行っていきたいと考えています。検討したが適用される補助金があるのかどうか分からなかった、申請しようとしたが対象外だった、このようなことを経験している企業様には新たな道を提案できるかもしれません。ぜひご相談頂ければと思います。