千葉県を襲った台風被害は未だに復旧の目途が立たず多くの方々が未だに苦しい生活を強いられています。数週間に渡る停電で断水被害は深刻なものであり、電気が復旧した地域もあるようですが、未だに断水に苦しむ方もいらっしゃると思います。
当社としても1日も早い復興・復旧に繋がるようにサポートできることには取り組んでいきたいと思っています。
今回のブログでは、このような災害時の対策としてどのような取り組みができるかを紹介していきたいと思います。
災害時の対策を十分に行っておくことで、なにかあった際に迅速な対応ができるようになります。当然、復旧までの時間が速くなり通常業務に戻るまでに時間を要することがなくなります。
売上の安定、従業員様の安心を考えていく上でも、災害時の対策は必須であると思います。
是非、皆さまもこの機会に災害時の対策を考えてみてください。
BCP対策とは?
企業では昨今よく聞かれる言葉で、企業の「BCP対策」といったものがあります。
知っている方からすれば当たり前の言葉かもしれませんが初めて聞かれる方もいるかもしれません。しかし、災害時の対策を考える上でBCP対策は必ず必要な考え方になりますので、皆さまに紹介したいと思います。
BCP対策とは、事業継続のために対策を講じることを指し、自然災害・事故・不祥事など事業に影響を受けてしまう被害を最小限に止め、早急な復旧をさせるマニュアルを策定したり、なにかが起こっても対応できるように訓練を行いうことです。
近年発生した大震災で、BCPを作成しているか否かで企業の普及率に大きな差が出たこともあり、BCP対策システムやツールを導入する企業が急激に増えています。では、BCPとは具体的に何を守ってくれるのか、よく間違われる防災対策とどの点が異なるのか、ご紹介していきます。
BCP対策にはどのようなものがあるか?
BCP(事業継続計画)対策とは地震や停電、システムエラーなどの緊急事態が起こった場合に、最小限の被害にとどめ事業の復旧・継続ができるような対策を講じることを指します。主な対策としては、緊急事態の際のマニュアルになるBCP策定や訓練、データの分散保管、リモートワーク、災害時の連絡手段の用意などがあります。
BCPの対象となる非常事態とは、【自然災害:巨大地震・水害・竜巻など】【外的要因:仕入れ先の倒産・サイバー攻撃など】、【内的要因:バイトテロ、自社の不祥事により役員の退職など】に分類されます。そのため、マニュアルもそれぞれの非常事態用に細かく分類されているのです。
まとめ
今回のブログではBCP対策の一部について触れましたが、次回のブログではBCP対策の具体的な中身について触れていきたいと思います。是非皆さまも非常時対策の知識として持っておくと良いのではないでしょうか?