私どものブログでも今まで取り上げてきたように、現状の日本では省エネ補助金が多数存在していることは多くの方がご理解されていると思います。しかし、そのなかで「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」をご存知の方は少ないのではないでしょうか?この補助金はなにの補助金でしょうか?照明?空調?キュービクル?・・・など、これまでの省エネ補助金を考えれば、推測できるものはあると思います。
今回のブログは、「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」について振れていきたいと思います。
生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金とは?
省エネ補助金は、その名の通り、建屋・設備に関わる省エネに対して補助を受けるため照明や空調、ボイラーやキュービクルなど省エネと密接に関係した設備について補助の対象として扱われてきました。そのため省エネ設備全般について更新や入れ替え工事をする際に、設備代・工事代が対象となってきました。
しかし、今回の「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」は、その名の通り生産設備の更新・入れ替えに対して、一定額の補助が受けられる内容となります。具体的には、製造工場におけるマシニングセンター、レーザー加工機、射出成型機などの生産設備の更新に対して、(省エネ効果が認められれば)補助金の対象となるといったものになります。
補助率
「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」の補助率は、設備導入費用の1/3となっています。エネ合のなかに含まれるため、設計費や工事費ではなく設備代金の1/3が補助対象となっています。しかし、照明や空調の更新工事と圧倒的に違うことは、生産設備の更新工事は設備費用自体が全体の大半を占めるため、実質的に導入費用の大半を補助金で賄える内容となっています。新たな設備更新を検討されている会社様にとっては非常に有効な補助金であるといえるのではないでしょうか?
まとめ
今回ご紹介した「生産設備におけるエネルギー使用合理化等事業者支援事業費補助金」のゆに、今まで対象になかった補助金が急に現れるケースも増えていると感じています。このような現状のなかでは、自社で活用できる補助金を見極めていくことが重要になります。
難しくて分からない・・・。このように感じる方は、是非お気軽にライフ空調システム株式会社にお問い合わせいただければと思います。