経済産業省と環境省は1月15日、フロン類算定漏洩量報告・公表制度により、業務用冷凍空調機器を使用する事業者から報告のあった2017年度のフロン類算定漏洩量を集計・公表しました。2017年度における省エネ推進が公表された形になった訳です。実際に省エネ推進はどの程度進んでいるのでしょうか?今回のブログは、2017年度のフロン類算定漏洩量について振れていきたいと思います。
集計・公表結果について
経済産業省と環境省が発表したフロン類算定漏洩量報告・公表制度によると、2017年度のフロン類算定漏洩量の集計・公表結果としては、今回報告を行った事業者数は特定漏洩者が454事業者で、前年度に比べ7事業者増えました。報告されたフロン類算定漏洩量の合計値は、228万トン-CO2で、前年度比8万トン-CO2増でした。又、特定事業所の報告事業所数は前年度比8事業所増、算定漏洩量の合計は、59万トン-CO2で、前年度比2万トン-CO2増となっています。
ここでいう特定漏洩者とは、算定漏洩量の合計が年間1,000トン-CO2以上となる者のことを指します。又、特定事業所とは、特定漏洩者が設置している事業所であって、1つの事業所からの算定漏洩量が1,000トン-CO2以上の事業所を指します。
まとめ
この発表からも分かるように少しずつではありますが、確実に日本国内での省エネ推進は行われているといえます。このようニュースを見ると今まで省エネに関心がなかった方であっても関心を示されることが増えるのではないでしょうか?
又、この流れに乗じて今まで対象になかった省エネ補助金が急に現れるケースも増えていると感じています。このような現状のなかでは、自社で活用できる補助金を見極めていくことが重要になります。
省エネニュースなんて難しくて分からない・・・。このように感じる方は、是非お気軽にライフ空調システム株式会社にお問い合わせいただければと思います。