今までの何度も当社のブログで取り上げてきました省エネ補助金ですが、そのなかの有名な1つにエネルギー使用合理化等事業者支援事業(通称「エネ合」)があります。なんとなく聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?今回のそのエネルギー使用合理化等事業者支援事業の成果報告が発表されました。そこで今回のブログは、2018年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業の成果について振れていきたいと思います。
エネ合の利用率について
エネ合補助金は、「工場・事業場単位」と「設備単位」の2つを柱としています。又、「工場・事業場単位」は、省エネルギー対策、ピーク電力対策、エネマネと実施するエネマネ事業の3つで構成されています。
2018年度新規事業の採択件数(申請件数)は、工場・事業場単位が356件(577件)、
設備単位が2,115件(3,004件)。採択金額(申請金額)は、工場・事業場単位が117億円(198億円)、設備単位が74億円(103億円)。中小企業の割合は、申請案件で55%、採択案件で61%となっています。
又、工場・事業場単位の平均省エネルギー率は、申請案件では20.7%、採択案件では22.4%で、採択案件が1.7ポイント高くなっています。工場・事業場単位の更新設備比率をみると、
トップは照明(30%)、2位は空調(20%)。2018年度は新たに対象となったショーケースの申請が増加し、11%(2017年度6%)となっています。
まとめ
この発表からも分かるように省エネ補助金は2020年度以降も確実に拡大していきます。
是非皆さまも省エネ補助金を積極的に活用できるよう覚えていって欲しいと思っています。
又、この発表からも分かるようにこの後もエネ合を含めた省エネ補助金が増えるケースは多いと感じています。このような現状のなかでは、自社で活用できる補助金を見極めていくことが重要になります。
省エネが難しいと感じる方は、是非お気軽にライフ空調システム株式会社にお問い合わせいただければと思います。