前回はPPAモデルに関しての概要をご紹介しましたが、実施にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は自家消費型太陽光発電のPPAモデルに関してのいくつかのメリットをご紹介していきます。
PPAモデルを導入するメリット
初期投資ゼロで太陽光発電が設置できる
本来導入企業が負担する、太陽光発電パネルや工事等の設備費用を払う必要がありません。
そのため、導入資金を用意することもありません。
電気代削減によるコスト削減
PPAで設置した太陽光発電で発電した電気を自家消費として使用することで、電気代が削減につながります。
余った余剰分はPPAを交わす新電力や銀行に売れる場合もあり、売電収入を得ることもできます。
BCP対策
自然災害や大火災などの緊急事態に損害を最小限にとどめつつ、企業活動の継続、早期の事業再開を可能とするために、緊急非常時での電力供給は欠かせません。
停電時でも太陽光発電は発電し自社社屋に電気を供給できるため、事業の継続、再開の手助けとなります。
社内稟議が挙げやすい
初期投資費用がなくランニングコストもないため、資産計上も減価償却もいらないという点で、決裁を落としやすいです。
まとめ
PPAモデルのメリットはいくつかありますが、年間の使用電力量が多いければその分導入メリットは大きく、工場や小売業店舗、介護施設を営業されている方にはお勧めです。
日当たりの良い屋根や広い屋根をお持ちの方は検討してみてはいかがでしょうか?
次回はPPAモデルを実際に導入する企業に関してご紹介します。