今回の省エネ補助金活用事例は、金属製品製造業様に対しての省エネ補助金活用ならびに施工事例をご紹介します。原油換算使用料にして、施工実施前は49.945kl/年のところを30.478kl/年と、38.9%の削減に成功している事例となります。
省エネ補助金活用事例
施工対象会社情報
今回施工対象となりました会社は下記の内容になります。
会社 株式会社A とします
業種 金属製品製造業
主な製品 冷間圧造用鋼線・磨棒鋼製品 等
資本金 1億円
従業員数 約300名
事業所数 日本国内各地に3か所 ※今回の施工事例はそのうちの1か所
施工実施前の状況
株式会社Aは鉄鋼製品を製造する会社で、かつ近年は受注好調により生産体制がフル稼働しており、エネルギーコスト増大の傾向が顕著に見られました。そのコスト削減が経営課題としても優先順位が高い内容になっていましたが、対象とする電灯や空調機の多さから施工費用が数千万円の規模となることがまずネックになりました。
そこで、経済産業省等が出している各種補助金の活用を社内で検討する数名のプロジェクトが立ちあげられました。しかし、各メンバーは他の通常業務を行う中で、兼任でこのプロジェクトを行う体制となり、補助金に関する調査を進めるうちに、適切な補助金選定が専門知識が無いと困難であること、そしてその申請業務の多さと煩雑さから、社内の人員のリソースが避けないことが鮮明となり、このプロジェクトが前に進むことができない状態になってしまいました。
弊社は、補助金選定やその申請業務ならびにその後の施工をワンストップで行うことができることを強みとしています。株式会社Aがこのような状態であることを知ったある紹介者様を介して、弊社が株式会社Aの担当者様とお会いさせて頂きました。株式会社Aのこれまでの経緯や現状を聞き、ぜひ弊社の強みを生かしエネルギーコスト削減の支援をさせて頂きたいことをPRしました。そして、当社からの現地調査ならびにその後のご提案を行い、受注に至ることができました。
まとめ
詳細の提案内容や施工時の状況は次回の記事に記載致しますが、この後施工を無事に完了させ、約40%に近いエネルギーコスト削減の実現に繋がっていきます。弊社が強みである、補助金の選定、補助金の申請、その後の施工をワンストップで行うという内容が、まさしく十分に発揮できるお客様となりました。エネルギーコスト削減は行わなければいけない、しかし専門部署や専門家を持つことができず、プロジェクトを前に進ませることができない、という課題を持つお客様はぜひ弊社にお声がけください。