4月から平成30年度が始まっており、各署で慌ただしい状況が続いているのではないかと思います。
平成30年も省エネ市場では様々動きが予想されており、省エネ補助金の拡充や各種規制の強化など、業界の状況も目まぐるしく変わってきています。
さて皆さま、そんなさなか平成29年度の話が今でも動いていることはご存知でしょうか?
平成29年度は3月末で終わったんじゃ・・・?
このように思われる方もいるかと思います。
しかし、平成29年度の予算も補正予算として4月以降に継続されているものがあるのです。
今回はそんな平成29年度の補正予算のなかから、現在公募中の
省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業
について取り上げたいと思います。
補正予算について
今までのブログ記事でも紹介してきたように省エネ補助金には様々な種類が存在します。
照明器具が対象となる補助金・・・
空調機器が対象となる補助金・・・
エネルギー効率向上が対象となる補助金・・・
など各設備で多岐に渡る補助金が存在します。
そして又、今年はあっても来年からなくなる補助金や来年から採用される新しい補助金も存在します。
それら全てを覚えておくだけでも大変ですが、じつはこの時期は次年度の補助金に加えて昨年度補助金の補正予算が発表される時期になります。
省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業
この度、経済産業省から平成29年度の補正予算として
省エネルギー設備の導入・運用改善による中小企業等の生産性革命促進事業
の発表がされました。
これの補助金は、工場・事業場などにおける既存の設備を、省エネルギー性能の高い設備とエネルギー使用量等を計測・蓄積する装置に更新する事業となります。
公募期間は3月20日~4月20日となっており、
補助率は1/3以内、補助上限額は3000万円
と省エネ設備に導入をお考えの方にとっては見逃せない内容となっています。
平成30年度の省エネ補助金を検討する前に是非覚えておきたい補助金の1つではあります。
対象設備
なお、今回対象となる設備は
・LED照明などの高効率照明設備
・業務用エアコンなどの高効率空調設備
・業務用ヒートポンプ設備、
・業務用給湯器設備
・高性能ボイラ
・電気冷蔵庫、電気冷凍庫などの冷凍冷蔵設備
・内蔵型ショーケース、別置型ショーケース等
・産業用モータ
などの設備で省エネ効果が実証されている場合に補助対象となってきます。
別のブログ記事でも紹介したことはありますが、この補助金は使い勝手が良いことも特徴の1つであると言えます。
まとめ
30年度の予算はどうなっているのか・・?
他にも29年度の補正予算はあるのか・・・?
実際にそれらの採択率はどれくらいなのか・・・?
ウチの会社はどの補助金が最適なのか・・・?
など、ユーザーの皆さまからすると数多くのことを気にしなければなりません。
平成30年度になっているのに29年度のことを考える。
成長著しい省エネ市場だからこそ起こり得る事態とも言えますね。
皆さまも省エネ補助金について分からないことや疑問に感じることはあるかと思いますが、私たちライフ空調システム株式会社はそのようなユーザーの皆さまの疑問や課題に1つ1つ対応させていただきます。
お客様が安心して省エネ設備の導入を進めることができるようにサポートしていくことを
理念に掲げて取り組んでいます。
省エネ設備や補助金ついて気になった方は是非、ライフ空調システム株式会社までご相談ください。