私どもが掲載しているこのブログを初めて5か月目に入ろうとしています。
掲載本数でいうと30記事以上の内容を掲載しています。
毎回省エネ分野の最新情報をお伝えすることで情報提供してきましたが如何でしょうか?
役に立つ情報もあったのではないかと思います。
今回は初心にかえって、空調設備の省エネはどういったものが進んでいるかについて取り上げていきたいと思います。
今までにどんな空調が流行って、今後はどのような空調が広まっていく。
そういったことを紹介していきたいと思います。
これから夏にむけて省エネ空調の導入が進む企業様もいると思います。
是非、そういった機会にご活用してください。
今までの空調について
近年、毎年のように猛暑が叫ばれるようになりエアコンの需要が高まっています。
最新のエアコンでは、エアコンというと人感センサーなどで人や物を検知して賢く温めたり冷やしたり……と様々な機能が進化をしていますが、当たり前ですがいきなりこういった技術があった訳ではありません。
ちなみに40代、50代以上の人はエアコンではなくクーラーという言葉を使われる方も多いかと思います。
どういった違いがあるのでしょうか?
まずはエアコンの今までの進化を紹介していきたいと思います。。
空調の歴史 について
ここ最近、猛暑といわれる年が増えてきています。
ちなみに気象庁の気候変動監視レポートによると、猛暑日(日最高気温35℃以上)の年間日数はやはり確実に増加傾向にあります。
人口の高齢化もあり、熱中症による死亡者数も1994年を境として大幅に増えてきていることもあって、人々の生活にエアコンが欠かせなくなってきています。
そんななかエアコンはどういった形で普及していったのでしょうか?
エアコンは1935年に国産初の空気調整機として生産が開始され、52年に室外機・室内機一体型モデルの本格的な量産がスタートしました。
58年には名称がルームクーラーに統一され、59年には室外機と室内機が別々になったセパレート型クーラーが登場しています。
又、65年にはルームクーラーから「ルームエアコン」に名称が変更され、66年ごろから急速に普及し始めたと言われています。
エアコン自体の開発はそのような流れがありますが、エアコンの普及はどういった歴史になるのでしょうか?
エアコンの普及率で見ると、一般家庭(二人以上の世帯)の普及率が20%を超えたのが77年で、50%を超えたのが85年。80%を超えたのが98年となっています。
カラーテレビが1975年に90%超えの普及率だったことと比べると、長期間かけてじっくりと普及してきた家電だと言えます。
最新の空調とは
ひと昔前までは“クーラー”と呼ばれていたエアコンですが、近年は1年を通して空調を管理するメイン機器となってきました。
その要因として、暖房能力の向上やセンサー・気流制御により快適さが増し、省エネ性能が高まったことがあげられます。
買い替えサイクルと言われる約10年前のモデルと比べると劇的に進化しており、自動お掃除機能をはじめ、遠隔操作などが登場してきています。
最近の空調は、冷風や温風をただ放出するのではなく、体感温度を察知することで快適さを作り出すのが、近年の主流となっています。
そのために欠かせないのが、室内の温度や湿度だけでなく人の居る場所、活動量、日射などを感知するセンサーが発達しています。
人の居るエリアに的を絞って冷暖房したり、人を避けるように送風したりができるのもセンサーがあるからこそといえます。
この技術が最先端の省エネ効果の差にもつながっています。
まとめ
最新の空調事情は如何だったでしょうか?
過去の製品から比べると大幅に進化しているといえます。
そして今後も空調は進化していくと思われます。
是非今後の空調動向に注目をしてみてください。