最近マンションやアパート、ビルの屋上にも太陽光発電が設置してあるのをよく見かけます。
これらは家庭用の太陽光発電と区別するために、産業用の太陽光発電といいます。
10kw以上のシステム容量でマンションの屋上に設置されている小規模なものから、商業複合施設などに設置されている大規模なものまで、数多く見受けられます。
今回はこのような産業用太陽光発電の設置に適している法人とはどのような先なのかということについてご紹介していきます。
産業用太陽光発電システムの傾向
近年では工場やアパートなどの広い屋根や余っている土地へ産業用の太陽光発電システムの設置をされる法人が増えています。
発電した電気はすべて売ることができるため、使っていない土地や屋根を有効活用する資産運用として選ばれています。また、最近では自家消費型の太陽光発電も人気が高まっています。
さらに産業用太陽光発電のように、大型の太陽光発電の電気は、CO2発生量の大幅な削減に繋がり地球環境に貢献することができます。
産業用太陽光発電システムのメリット
土地を有効活用できる
太陽光発電は、マンションやアパート、会社の屋上、遊休地にも設置できます。そのため、ただ遊んでいた土地や使ってない屋上が有効活用できるメリットがあります。
作った電力を全部売れる「全量買取」
10kw以上の太陽光システムを設置した場合、「全量買取」が適用されます。
節税対策になる「グリーン投資減税」
青色申告をしている個人事業者や企業が10kw以上の太陽光発電の設置した場合、100%償却して経費にすることも可能です。
メンテナンスが簡単
中小企業向け補助金や融資制度
中小企業向けの融資や補助金・助成金が受けられる場合があります。
企業としての社会的責任や評価の向上
温暖化問題の解決に繋がるだけでなく、環境に優しい太陽光発電を導入することにより、電気の自給率を高める効果があり、企業としての社会的責任や評価も上がります。
太陽光発電が適している法人の考えとは?
余っている土地を有効活用したい
工場やオフィスの光熱費を下げたい
マンション、アパートの屋根を有効活用したい
このような考えを持った法人様には太陽光発電はお勧めできます。また、工場や倉庫などの建物をお持ちの法人様、屋根のない、来客用あるいは従業員用の駐車場スペースがにカーポート型の太陽光発電の設置で、雨天時の雨よけ、夏場の遮断効果等駐車場利用者の満足度向上に取り組んでいる法人もいます。。
まとめ
太陽光発電には経済的なメリット以外にも法人として多くの利用する価値があります。特に最近では自家消費型の太陽光発電のニーズも高まっており、ご検討されている法人の方には今回の内容も参考にしてみてはいかがでしょうか?