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自家消費って屋根だけじゃないの!?

太陽光発電設備の導入について最近は全量売電型ではなく自家消費型の導入が増えていることは過去のブログでも紹介させていただきました。

では、その自家消費型の太陽光発電ですがどのように設置することをイメージされますか?

工場とか倉庫の屋根に乗せることでしょ・・・?と思われる方が多いと思います。

いえ。自家消費型の太陽光発電は必ずしも電力を使用する建物の屋根に乗せる必要がある訳ではありません。他の方法もあるのです。

今回は自家消費型の太陽光発電の設置について触れていきたいと思います。

自家消費型の太陽光発電とは

改めてですが自家消費型の太陽光発電とはどういったものでしょうか?なぜ最近導入ケースが増えているのでしょうか?過去のブログでも紹介したことはありますが改めて触れておきたいと思います。

全量売電型と自家消費型の太陽光発電

太陽光発電を設置すると余剰買取制度により余った電力を売却することで収入を得ることができるようになります。余った電力というのは発電した電気から自家消費した電気を引いたもので、だいたい2割から3割ぐらいになると言われています。つまり自家消費とは太陽光発電で得た電力を自分の家で消費することをさしています。

余剰買取制度では余った電力しか売ることができないため、自家消費分が多くなりすぎると売電できる量が少なくなってしまうということになります。ただ最近では売電価格が下がっていたことによって自家消費を行うメリットが見直されてきています。(なお、10kW未満のシステムを家庭に導入する場合は余剰買取制度しか利用することができませんが、10kW以上のシステムを導入する場合は余剰買取制度か全量買取制度かを選択できるようになります。)

更に太陽光発電に蓄電池を併用すると売電よりも自家消費に利用できる分が多くなり、電気代を節約することができるようにもなります。現時点ではまだ蓄電池の価格が高いため導入するのは難しい方も多いですが、将来的には安価に導入できて自家消費分を増やせることから各家庭で普及していくと考えられます。

自家消費型の太陽光発電の設置場所

ではこの自家消費型の太陽光発電を設置しようとする場合、どこに設置することをイメージされるでしょうか?一般的なイメージだと自社工場や倉庫の屋根に乗せることを想像されることが多いと思います。しかし、実際には屋根にとらわれずに設置することが可能となっています。

屋根以外への設置

自家消費型の太陽光発電というものは、「発電した電力を自社のために使うこと」を指します。重要なこととして、自社の屋根に設置するものが自家消費型の太陽光発電と呼ばれる訳ではないのです。

屋根に乗せなくても所有の遊休地があればそこに太陽光発電設備を設置し、そこから発電された電力を電力会社の電線を使って建物内に取り入れることができるのです。

例えば、自社工場がスレート屋根だから補強工事をしなければ太陽光を設置できない。旧耐震の建物だから耐震補強工事をしないと太陽光発電設備を設置できない。などと言われることがあります。このようなケースであれば無理に工場屋根に設置をする必要がなく、遊休地から電力を送電すれば良くなるのです。

なお、このやり方は理屈上、日本全国どこからでも電力を送電することができることとなります。北海道の遊休地で発電した電力を沖縄の工場で自家消費として活用する。などの事例もあり得るのです。是非、自家消費型の太陽光発電は屋根に限定されているといったイメージをお持ちの方がいれば、捉え方を改めていただければと思います。

まとめ

今回ブログで紹介した内容は意外とご存知なかったのではないでしょうか?

屋根に乗らないからといって諦めていた方でも再検討する余地は大いにあるかと思います。是非今回あのブログの知識をご活用していただければと思います。

『 自家消費って屋根だけじゃないの!? 』 投稿日: 作成者: admin

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