前回のブログでは、太陽光発電の屋根貸し事業のメリットについて紹介してきました。
・屋根設置(屋根を貸すことによる)賃料を得ることができる
・活用していない屋根を有効活用できる
・太陽光発電パネルを設置することでそれ自体が遮熱対策になる
・施工費用が掛からない
・屋根修繕もまとめて行ってもらうことも可能
といったメリットを受けることができる太陽光発電の屋根貸し事業は、自社家屋を持っている会社様にとってはメリットのある提案だといえます。
ではこの太陽光発電の屋根貸し事業ですがどのようなデメリットがあるのでしょうか?
当然良い話ばかりではないですよね。
今回は太陽光発電の屋根貸し事業のデメリットについてご紹介したいと思います。
太陽光発電の屋根貸し事業のメリット・デメリット
太陽光発電の屋根貸し事業はどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
今週は太陽光発電の屋根貸し事業のデメリットをご紹介したいと思います。
前回ご紹介したメリットと合わせて考えて、皆さまの会社で導入することが出来るかどうかをご検討いただければと思います。
太陽光発電の屋根貸し事業のデメリット
太陽光発電の屋根貸し事業を行った場合に、企業側はどのようなデメリットがあるのでしょうか?
企業側が自社家屋の屋根に太陽光を設置するデメリットとしては以下のものが挙げられます。
・長期間太陽光パネルを設置しなければいけない縛りが生まれる
・自社で太陽光発電を設置することができなくなる
・太陽光パネルの重みに対して屋根の耐荷重が耐えることができるか不安
・賃料が少ない
といったことが挙げられます。
太陽光発電の屋根貸し事業はだいたい20年間の縛りをつけて、企業の屋根にパネルを設置する契約になっていることが多いです。それ以前に太陽光パネルを取り外す場合には違約金が発生することが一般的です。そのためその期間内に建屋の建て替え工事を行う計画があったとしても、太陽光パネルがあるため実現できない事態が起こってしまいます。
そして、それに対して太陽光発電の屋根貸し事業を行うことで受け取ることができる賃料はパネルの大きさにもよりますが、年間で数十万円程度のことが多いです。この金額を高いと思うか安いと思うかは担当者次第だと思いますが、安いと感じる方であれば、わずかそれだけの賃料のために長期間の縛りを受けることの方がデメリットであると感じます。
このような点が太陽光発電の屋根貸し事業のデメリットとなってくるのです。
まとめ
如何だったでしょうか?
3週にわたり太陽光発電の屋根貸し事業についてご紹介してきました。
メリット・デメリットがそれぞれある事業であるとご理解いただけたかと思います。
全量売電型の太陽光発電、自家消費型の太陽光発電、太陽光発電の屋根貸し事業 など、どの方法が皆さまにとって適切か考えていただければと思います。