皆さんは住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業に関しての話を聞かれたことがありますか?
東京都は6月24日太陽光発電の導入拡大を進めるため、初期費用ゼロで太陽光発電を設置するサービスに対し助成する事業の開始にあたり、助成対象となる事業プランの募集を開始しました。
今回は住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業に関してご紹介していきます。
住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進事業
太陽光発電設置に際しての住宅所有者の初期費用負担のハードルを下げ、太陽光発電の導入拡大を進めることを目的としています。
ステップ1
この事業の流れは2ステップで構成される。ステップ1が今回の「事業プラン」の募集だ。東京都環境公社(公社)が、初期費用ゼロで太陽光発電が設置されるプラン(事業プラン)を募集し、要件に合致したものを登録する。審査は、応募された事業プランから順次を行い、順次登録する。登録された事業プランは公社のウェブサイトなどで公表される。
ステップ2
ステップ2が別途通知する助成金の申請受付だ。住宅所有者と「登録された事業プラン」にかかわる契約を締結した事業者は、公社に対して助成金申請を行うことができる。申請受付開始は、7月末~8月頃を予定している。助成金は事業者に支払われるが、利用料の低減などを通じて住宅所有者への還元が必要となる。
ステップ1の要件
住宅所有者の初期費用がゼロであること
助成金は利用料の低減等を通じて住宅所有者に全額還元すること
故障時の修理サービスが内包されていること
太陽光発電が非常用電源として活用可能であること 等
2019年度の募集期間は2020年3月31日まで。
補助額は太陽光発電10万円/1kW
この助成事業の対象者は、リース、電力販売、屋根借り等により住宅所有者の初期費用ゼロで太陽光発電を設置する事業者。対象事業は、住宅所有者の初期費用ゼロで太陽光発電を設置するサービスで、助成金活用による価格メリットが示されている、東京都環境公社に登録された事業プランであることです。
事業期間
2019年度~2020年度の2カ年(助成金の交付は2021年度まで)。補助額は、太陽光発電10万円/1kW(2019年度)。予算規模は7億円(2019年度)。
まとめ
地方によっては太陽光発電を設置する事業者だけではなく、今回の情報のように太陽光発電を売る事業者への助成金交付情報もあります。
このような情報は常に意識して集めていきたいですね。