経済産業省の関東経済産業局は先月、中小企業の省エネルギーへの取り組みに係る実態調査のアンケート結果を公表しました。この調査では中小企業が省エネに対してどの程度の意識を持っているかを図ることができます。今回のブログは、この中小企業の省エネルギーへの取り組みに係る実態調査のアンケート結果について振れていきたいと思います。
中小企業の取り組み
中小企業の省エネルギーへの取り組みに係る実態調査のアンケート結果によると、中小企業の省エネへの関心は高く、省エネに関する取り組みを行っている、又は取り組んでいきたいという回答は全体の約89%を占めていました。とても多くの中小企業が省エネに関心を示していることが分かります。
又、それらの取り組みを行っている企業の多くでは実際にエネルギーコストの削減等に繋がっているじれが多数あります。中小企業では省エネの意識の違いで実際のエネルギーコストに対する影響も大きくできることが分かっているのです。
取り組んでいない企業は?
中小企業のなかでも省エネに積極的に取り組んでいない企業も当然います。その取り組んでいない企業の主な理由としては、人材不足、労力・時間不足がネックとなっていることが今回のアンケート結果で分かっています。
又、省エネルギー診断については、知らないと回答した中小企業が45%となっており、一方で53%が省エネルギー診断を理解しているもののそのうち27%が利用したことがなく、その理由として、
「営業活動がありそう」
「どこに連絡をしたら良いのか分からない」
などの回答が多くありました。
このような意識の違いについて、工場・事業場、運輸分野のエネルギー使用者については、省エネ法の報告義務がある場合は意識が高く、中小企業で報告義務の対象にない場合は、意識が低い結果になっているといえます。
まとめ
国の施策として省エネ推進を打ち出している状況下では利用できる制度や補助を知っているか否かは、非常に重要であると言えます。
そうは言っても。省エネ意識とかいわれてもイマイチ分からない・・・。という方も多いかと思います。そのような場合は、是非お気軽にライフ空調システム株式会社にお問い合わせいただければと思います。皆さまが取り組める具体的な省エネ提案を的確にさせていただきます。