農水省の概算要求額をとりまとめ公表したのをご存知でしょうか?
前々回で環境省、前回は経済産業省に関してのご紹介しましたが、
今回は農水省の概算要求に関してご紹介していきます。
農水省の概算要求
農林水産省は9月30日、2021年度予算概算要求の概要を取りまとめ発表した。
要求額は、2020年度当初予算比1.2倍の2兆7734億円。主要項目のひとつ、再生可能エネルギーの導入等の推進には新規で6億7600万円を計上した。営農型太陽光発電等の再生可能エネルギーの有効活用の取り組み、食品廃棄物・家畜排せつ物等を活用したバイオマス利活用施設の整備等を支援する。
また、食品ロス削減・プラスチック資源循環の推進に、2020年度当初予算比1.7倍の1億7400万円を計上した。フードバンク活動等を通じた食品ロスの削減、リサイクルの取組、農林水産業・食品産業におけるプラスチック資源循環の取組を支援する。
このほか、森林整備事業<公共>に、2020年度当初予算比1.2倍の1491億5800万を計上した。
これら3項目の概要は以下の通り。( )内は2020年度当初予算。
再生可能エネルギーの導入等の推進 要求額6億7600万円(-)
災害に強い自立・分散型エネルギーシステムの構築等を目的とする、バイオマス地産地消総合対策事業に、6億2000万円(-)を計上。畜産農家等によるエネルギーの地産地消や肥料の複合利用(生産基盤強化モデル)や、地域が一体となったバイオマス利活用の高度化・利用拡大(地域一体モデル)、新技術を活用した新たな利用モデルの構築(スマート技術モデル)に向けた取組を支援する。
持続可能な循環資源活用の推進には5600万円を計上。営農型太陽光発電のメリットを最大限に発揮するためのモデル構築や、下水汚泥バイオガス施設で食品廃棄物を混合利用する取組を支援する。
食品ロス削減・プラスチック資源循環の推進 要求額1億7400万円(1億300万円)
食品ロス削減の推進に1億1400万円(6600万円)を計上。食品ロス削減につながる商品を寄附金付きで販売し、フードバンク活動の支援等に活用する仕組みの構築や、ASF(アフリカ豚熱)に対応した食品残さの継続的な飼料化利用などを支援する。
プラスチック資源循環の推進では、5900万円(3700万円)を計上。弁当容器等の効率的な回収と再生利用の強化に向けた取組、使用済みPETボトルの新たなリサイクルモデルの構築、生分解性漁具の開発、農畜産業における廃プラスチック対策や生分解性マルチの導入等を支援する。
森林整備事業<公共> 要求額14億9158万円(12億2261百万円)
森林資源の適切な管理と林業の成長産業化を実現し、国土強靱化や地球温暖化防止等にも貢献するため、間伐や主伐後の再造林、幹線となる林道の開設・改良等を推進する。事業目標として、森林吸収量2.0%以上(2013年度比)の確保に向けた間伐の実施年度比(2021年度から2030年度までの10年間の年平均:45万ha)を掲げる。
まとめ
3回に渡って環境省、経済産業省、農水省の概算要求に関して触れてまいりました。
このような予算決めを行い国内の市場に対して様々な戦略が実施されていきます。
最新の情報は常にインプットできるような仕組みを自分自身に設けていきたいですね。