ガス代がかからず、電気のみを使うため、安全性の高いオール電化。
導入を迷っている方も多いのではないでしょうか?
ガスと比較して、電気代が本当に安いのかも気になります。
今後活用するなら、オール電化のメリットをよく理解して
デメリットは避けたいですよね。9月にお送りするブログでは、
オール電化に焦点を当て、最大限活用する方法をご紹介します
オール電化は本当に安いの?
オール電化住宅とは、調理・空調・電気・給湯などの熱源を全て電気で賄っている
住宅のことをいい、以下のような設備が使われています。
【キッチン】
キッチンガスではなく、電気を使って調理をするIHクッキングヒーターが使われています。
【給油】
給湯ガスでお湯を沸かすのではなく、安い深夜電力を使って夜の間にお湯を沸かし、
日中に使えるように沸かしたお湯を溜めておく、「エコキュート」や
「電気温水器」という温水器が使われています。
【暖房】
暖房ガス・灯油の暖房ではなく、エコキュートの熱を利用した「床暖房」や、
安い深夜電力で夜の間に蓄熱して(熱をためて)おき、
その熱を日中に利用する「蓄熱ヒーター」という暖房機が使われています。
オール電化住宅の4つのメリット
1)お湯や暖房を安く使える
2)基本使用料を一本化できる
3)住宅内に熱源を持たず安全
4)震災時にタンク内の水を利用できる
なかでもオール電化の最大のメリットは、光熱費の中でも大部分を占める
「お湯」と「暖房」にかかるコストを安く抑えることができるという点です。
オール電化向けの電気料金プランは、夜間時間帯の電気の単価が
とても割安に設定されているので、その安い夜間電力を利用して
日中に使う分のお湯を沸かしておいたり、暖房の蓄熱をします。
また、ガス併用住宅の場合は、ガス・電気それぞれに基本使用料がかかりますが、
オール電化の場合は電気の基本使用料のみとなるので、
基本使用料を一本化できるぶん節約ができます。
おわりに
光熱費を節約するためにオール電化の住宅を選んでいるなら、
電力会社を見直すことも大事です。
さまざまな電力会社でオール電化向けのプランが用意されており、
ご家庭の生活スタイルにマッチしたプランを選ぶと電気代を節約できます。