こんにちは。
気温が一気に下がり寒暖差で体調管理が大変な季節になってきました。
今回のブログでは、「脱炭素社会」に向けた世界・日本の取り組みに
焦点を当ててご紹介していきたいと思います。
脱炭素経営とは?
人類の経済発展に伴うCO2排出の増加は、地球温暖化という
気候変動を引き起こしています。
気温上昇、台風の大型化、集中豪雨の増大、森林火災、海面上昇。
これらの気候変動を抑え、持続可能な社会に転換することが
喫緊の課題となっています。
脱炭素経営とは、「持続可能な社会への転換」という社会の
強い要請を受け、企業が脱炭素(CO2排出ゼロ)を図り、
企業の持続可能な経営を目指すものです。
なぜ脱炭素経営は必要?
オーバーシュートデーを御存じでしょうか?
人類が一年間に消費する資源が、地球が再生する自然資源の量を
上回ってしまう日のことです。1970年代には12月でしたが年々早まり、
2019年は7月29日でした。これは、人類が地球の持続可能な資源を
1.7倍多く消費しているということです。
2020年の国別オーバーシュートデーは、
日本は世界平均を上回る5月12日でした。
人類の化石燃料等の資源多消費が、
地球温暖化による気候変動を引き起こしているのです。
脱炭素経営に向けたエネルギーの取り組み
日本はイギリス等に並ぶトップクラスの省エネ大国です。
徹底した省エネにより省エネ余地の少ない「乾いたぞうきん」
とも言われています。そんな日本において、
脱炭素(CO2ゼロ・化石燃料ゼロ)は可能なのでしょうか?
使用後の製品などを廃棄せず再利用することで
地球の資源消費を最小化し、持続可能な社会を構築する
「サーキュラーエコノミ-(循環型経済)」が世界の大きな流れとなっています。
この考え方はエネルギーにも当てはめることが可能です。
おわりに
現在のリサイクリングエコノミーから
サーキュラーエコノミー(循環型経済)にシフトする必要があります。
大手企業・零細企業に関わらず、原料はすべて再生可能エネルギーへ、
廃熱回収を最大化し、極力エネルギーを廃棄しないよう
取り組んでいきましょう!