みなさん、こんにちは。
新型コロナウイルス終息の希望が、ようやく見えてきたような気がします。
とはいえ、安心して出かけられる様になるには、まだ時間がかかりそうですね。
ワクチンを接種した方もそうでない方もいらっしゃると思いますが、
これからも感染に気を付けましょう。
さて、今回のブログでは、ゼロエミッション化(CO2排出係数ゼロ)に
取り組む企業をご紹介したいと思っています。
大規模オフィスビル「大手町プレイス」が
全使用電力をゼロエミ化
大手信託銀行(東京都)は、土地信託にて受託する
大規模区分所有オフィスビル「大手町プレイス」において、
管理組合や他の区分所有者等と協働し、共用部・専用部での
全使用電力をCO2排出係数ゼロのクリーンな電力に切り替えました。
建物単体では国内でトップクラスのCO2削減量(年間約15,000t)を見込んでいます。
一体、どのような取り組みを行ったのでしょうか?
ゼロエミッション化を目指す
大手町プレイスビルでは、ゼロエミッション化(CO2排出係数ゼロ)に向けて、
建築段階より太陽光発電・ガスコージェネレーションシステム(CGS)の
導入により、エネルギーレジリエンスの向上を図ってきました。
今回、入居企業(テナント)の意向・協力もあり、
商用電力をトラッキング付FIT非化石証書が付与された
再生可能エネルギー電気に切り替え、CGS発電電力をJクレジット
(再正可能エネルギー電力由来)を用いてカーボンオフセットすることにより、
同ビル全使用電力のゼロエミッション化(CO2排出係数ゼロ)を達成しました。
これにより全入居テナントはゼロエミッション化した電力が利用でき、
「RE100」や「SBT」といった、気候変動についての情報開示の
イニシアティブへの対応も可能となります。
大手信託銀行は、土地オーナー(委託者兼受益者)だけでなく、
各入居テナントの環境配慮に向けた企業活動を推進できるとしています。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は、脱炭素社会への実現に向けた取り組み
『ゼロエミ化』を推進する企業の成功事例をご紹介しました。
今月のブログ内容は、少々複雑な内容だったかもしれません。
ですが、今後も地球で生活をしていく私たちにとって
環境へ配慮した生活(経営)を知ることは、重要なことです。
そのために今からできることを考え、各々で行動していく必要があります。