ここまで、太陽光投資についてご紹介をしてきましたが、
じつは再生可能エネルギーを活用したものは他にもいっぱいあります。
皆さまが一度は耳にしたものばかりだとは思いますが、
それぞれの特徴について今回は紹介したいと思います。
再生可能エネルギーには、
主に太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱などがあります。
■太陽光
ここまでご紹介した太陽光をエネルギー源として発電する太陽光発電です。
日本では最もポピュラーな再生可能エネルギーで、
投資対象としても人気が高まっています。
太陽光発電システムは、太陽電池を利用して発電します。
この太陽電池をつなげたものが、よく目にする「ソーラーパネル」。
太陽電池に当たった太陽光エネルギーを、
半導体電子が動いて電力に変換する仕組みです。
太陽光発電は費用や場所などの面において、
一般家庭でも取り組みやすい発電システムと言えるでしょう。
■風力発電
風をエネルギー源として発電する風力発電です。
大きな風車の形をした風力発電機の羽根で風の力を受け止めることで、
モーターを動かして電力に変換します。
風力発電の発電量は風に左右されます。
そのため、年間を通した風の吹き方を考慮して、
風力発電機を設置する必要があります。
■水力発電
水をエネルギー源として発電する水力発電です。
水源が豊富な日本では、昔から貴重なエネルギー源の一つとされてきました。
水力発電は高低差を利用し、水が高い場所から低い場所へ流れる際に
水車が回転して発電機を動かし、発電する方法です。
■バイオマス発電
バイオマスとは、木材や生ごみ、家畜糞尿といった動動植物などの生物から
生み出されたエネルギー資源のことです。
このエネルギー源を燃焼したりガス化したりすることで発電機を動かし、
発電するのがバイオマス発電です。
バイオマス発電は廃棄物を燃料とするため、廃棄物の再利用につながり、
非常にエコなエネルギーといえます。
しかし、燃料を輸入する際に温室効果ガスが発生したり、
燃料となる農作物を栽培することで森林が減少したりといった、
さまざまな課題もあります。
■地熱
地熱とは、その名の通り地球の内部で蓄積された熱エネルギーのことを指します。
地球内部で発生した高温の蒸気の圧力で、発電機を動かして発電します。
発電時に利用した高温の蒸気などは、農業用ハウスや地域の暖房などに
再利用できるため、注目が集まっている発電方法の一つです。
■おわりに
いかがでしょうか?
自然界に存在する再生可能エネルギーは、永続的に利用することができるうえ、
温室効果ガス削減に大きく貢献できるなど注目を集めています。
先に書いた通り、太陽光をエネルギー源として発電する太陽光発電は、
日本では最もポピュラーな再生可能エネルギーで、
投資対象としても人気が高まっています。
太陽光発電は費用や場所などの面において、
一般家庭でも取り組みやすい発電システムと言えるでしょう。
環境に優しく安定的な発電が見込める再生可能エネルギーは、
今後ますます注目を集めると予想されます。