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結露を防ぐ二重窓はなぜ日本で普及しないのか?

こんにちは。ライフ空調です。

冬は寒さがつらいですが、その影響によって窓などに結露が発生してしまいます。

窓などについた結露を拭いたりせずに放置しておくと、

カビの発生原因になってしまい後で掃除が大変だったり

空気が悪くなってしまい快適な生活に支障が出てしまします。

実はこの結露は、窓の性能を見直すことでかなり改善できるのですが

日本ではあまり普及していません。

今回は、結露を防ぐ「二重窓」が日本では普及しない理由を見ていきます。

■日本では「二重窓」の普及率はたった21.1%

寒い国では「木製サッシ+二重窓」が基本です。

窓自体に断熱を施して熱伝導を悪くすることで室内の結露を防ぎます。

でも、恐ろしいことに日本の住宅に二重窓はまったく普及してないのです。

総務省統計局の調査結果が公表している2008年時点のデータによると、

その普及率はなんと21.1%です。

つまり、日本の家の8割は、毎年冬になると家の中に滝が出現するということでしょうか。

まぁ、冬も暖かい地方は除いても良いでしょうから、8割はいい過ぎかもしれませんが。

■住宅の「品質を保つ」という考えが欠落している

結露を防ぐことで住宅の寿命は長持ちします。

なのにどうして日本では木製サッシや二重窓が標準装備じゃないのでしょう?

お洒落なデザイン性のある窓を付けるよりも、

もっと住宅の寿命を延ばして何年、何十年も先の住宅の価値を高めるべきです。

なぜ人々はそうしたところに重きをおかないのでしょうか?

売る人間も、買う人間も、長い目で見た住宅価値というものは

あまり考えていないのかもしれません。

初めて家を買う方はそんなところまで気に掛ける余裕はないのかもしれません。

その結果、買ったあとに窓が結露だらけになって愕然とする未来を迎えてしまいます。

オーダーメイドで作ったレースのカーテンにはカビがはえるし、

冬場は朝昼晩と結露を拭かなければいけない。

カビはアレルギーなど健康面に悪影響も及ぼしかねないので

結露を拭くのが面倒でも放っておくこともできません。

それから、目には見えない壁内結露にも要注意です。

壁の中で結露が発生して木材等が腐ってしまうと家がもろくなってしまうからです。

■おわわりに

いかがでしょうか?

これから家を買う方はどんな窓をつけようか検討してみてください。

もうすでに家を建ててしまった、マンションを買ってしまった方は

窓を付け替えることを検討してみても良いかもしれません。

性能の良い窓に変えることは、結露の問題はもちろん解決できますし

省エネ性能も良くなり節電にも繋がります。

今月のブログで詳しく紹介していますので、ぜひ他の記事もご覧ください。

『 結露を防ぐ二重窓はなぜ日本で普及しないのか? 』 投稿日: 作成者: admin

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