皆さんこんにちは。ライフ空調です。
熱中症は、毎年7月から8月に多く発生しています。
特に梅雨明けの蒸し暑く、急に暑くなる7月には、体が暑さに慣れていないため、
例年熱中症による救急搬送者数や死亡者数が急増しています。
近年、地球温暖化や大都市のヒートアイランド現象により、
熱中症の危険性は高まってきています。特に、小さい子ども、高齢者、体調不良の人、
肥満の人、ふだんから運動をしていない人などは熱中症になりやすいので注意が必要です。
とはいえ、仕事中に体調が悪いと感じても
その状況を適切なタイミングで自ら報告できる人はそんなに多くいません。
・管理者の方が、体調が悪そうな人にいち早く気がつき適切に声を掛けられる
・熱中症が起こらないよう労働環境を改善する
など現場や生産現場で管理者をしている方は、こうした作業者の変化に気づき
熱中症が起こらない環境を整えて頂ければと思います。
今回のブログでは、管理者が知っておくべき熱中症対策、
次回のブログでは症状・原因について解説していきます。
◆熱中症の予防対策6選
真夏が到来したら、しっかりとした準備・対策が必要です。
主要な対策6つを紹介していきます。
≪1 水分補給≫
日頃からこまめに水分補給を心がけましょう。
汗をたくさんかいたときには、スポーツドリンクや経口補水液を飲みましょう。
成人男性の場合、1日あたり約2〜2.5Lの水分補給が必要量とされています。
≪2 食事をしっかりとる≫
水分や塩分は食事で補給することもできます。
残業続きで帰りが遅くて夜や朝の食事を抜いて出勤するかたもいますが
熱中症にかかりやすい体調になってしまうため
労働状況を見直しましょう。
≪3 その日の暑さを測定して注意喚起する≫
熱中症の発生を防ぐには、暑い環境になるべく身を置かないことです。
警戒レベル以上であれば、必要以上に外に出ないようにするのが得策です。
作業前に暑さ指数をチェックして作業者へ情報を共有することが大事です。
≪4 冷たい飲み物を持ち歩く≫
飲料は5〜15℃で吸収がよく、冷却効果も大きくなります。
外出するときには、冷やした飲料を保冷効果の高いボトルに入れて携帯しましょう。
≪5 体調を整える≫
日頃の体調管理の心がけが大切です。
十分な睡眠をとるなどして体調を整えるよう呼びかけましょう。
作業前日の深酒は脱水症状のもととなるので遅くまで飲み会を実施することも
おすすめできません。
≪6 暑熱順化で熱中症を防ぐ≫
暑さに耐えられる身体へと順応することを暑熱順化といいます。
暑くなりだしてから約2週間は危険性が高まるため、仕事のペースを落とし
休憩時間や回数を増やして身体を慣らすことも心がけましょう。
最近では、暑さ対策グッズも豊富になっています。
雑貨屋で売られている1,000円ほどのものから、作業服に空調機器が入った
数万円のものまで幅広く展開されていて導入している企業も出てきています。