こんにちは。ライフ空調システムです。
7月も後半となり夏らしい気温の日が続くなか、
またもや残念なニュースを目にするようになってしまいました。
東京都内では今月21日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人は
初めて3万人を超えて3万1878人になりました。
これは、第6波のピークだったことし2月2日の2万1562人を
1万人あまり上回り、過去最多とのことです。
これを受け、再び医療機関はひっ迫しています。
ワクチンの供給は以前より充足している印象を受けますが、
それゆえに、「冷凍庫に繋ぐ電源の問題にかかわる事故でワクチンを台無しにした」
といった問題も出て世間を騒がせていました。
そうした他所の事例を見て、埼玉県の某市の保健センターでは
新型コロナワクチンの管理を安全に行うため、
ポータブル蓄電池を導入したことで話題となりました。
■自治体のワクチン保管になぜ?
ポータブル蓄電池導入の背景
コロナ禍が長引くなか、地方自治体において、ワクチンをきちんと管理し、
市民へ届けることは重要なミッションです。
新型コロナワクチンの管理にあたり、非常電源の確保とあわせ、
他地域に先駆けポータブル蓄電池を導入した
埼玉県の某市保健センターは、建物が古く、停電になった場合の
非常電源を改めて整備すると同時に、大容量ポータブル蓄電池の導入を決定しました。
万全の安全管理体制でワクチン接種に臨んでいるのです。
■ポータブル蓄電池で2重の安全管理対策
新型コロナワクチンの管理では、万が一の停電の場合、
冷凍庫が1時間止まれば致命的となってしまします。
通常、2~3時間での復旧を考えれば非常電源の確保だけでもことは足りますが、
蓄電池を備えておくことで、さらに6時間の電力を確保できます。
より高い安全・安心の確保には、業務を行う方々の心的負担の軽減にも
繋がっているとされています。
■おわりに
いかがでしょうか?
2重の安全対策を敷いているこちらの保健センターように、
いま全国の様々な関係各所で働く方たちに支えられて
私たちが生活していることを忘れないように生活していければいいなと思います。