こんにちは。ライフ空調システムです。
急速な経済成長と化石燃料への依存度の高さから、
温室効果ガスの排出量が世界最大となったアジア。
地球温暖化対策のため、もう何年も脱炭素化を目指してきました。
しかし、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)から
8ヶ月がたった今、脱炭素化の動きを加速すべき切羽詰まった理由が現れました。
それは、“お金”です。
■ウクライナ侵攻がもたらした各国のエネルギー変革
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、世界のエネルギー価格は
急上昇している。みなさんもインターネットやテレビで
そんなニュースをよくご覧になると思います。
これを受け、自国での石油や天然ガスの生産への
投資を増やした国がある一方で、太陽・風力エネルギーなど
再生可能エネルギーへの移行を後押ししている国もあります。
同時に、水素エネルギーにも再度注目が集まっています。
■クリーンなものからそうでないものまで・・・
水素エネルギーの可能性
“電気で水を分解し水素にしておけば保存が可能になり、
別の場所に運搬してエネルギーとして利用ができる“
これは、太陽・風力エネルギーではできないことです。
水素エネルギーにアジアで最大の投資をしているのは韓国です。
しかし、水素エネルギーは本当にクリーンでしょうか?
一口に水素エネルギーと言っても、その種類には
さまざまなタイプがあります。
そして韓国企業が投資しているのは、排ガスがゼロのものではないのです。
<後編につづく>