こんにちは。ライフ空調システムです。
人間の活動によって放出される二酸化炭素。
その増えすぎた二酸化炭素を世界中の海が大量に吸収しているということを
知っていますか?
そのことによって海の中では、驚くべき問題が起きています。
■深刻さを増す地球温暖化の影響は海の小さなあの生物にまで…
地球温暖化の影響が特に進んでいるとされる北極海。
今地球温暖化の影響で北極海の海水の酸性化が進んでいるようなのです。
では、酸性化が進んだ海水にいる生き物はどのような影響を受けるのでしょうか?
まず、魚のえさになる生き物のプランクトンでは、殻や体が溶けて死亡してしまいます。
調査によると2004年と2019年ではプランクトンを含む
翼足類の数が5分の1にまで減少しているとの事です。
プランクトンは他動物プランクトンや大型の魚のえさになっているので
それを食べる動物が困ってしまいます。
それを当たり前のようにスーパーで購入して食べている我々人類も然り。
小さなプランクトンの減少が起こると、食物連鎖が壊れて
私たちの生活にもとても影響があるのです。
■二酸化炭素を吸収できる!?海外の取り組み
国連はいま、海藻や海辺の植物が持つ二酸化炭素を吸収する力に注目しています。
世界の沿岸や浅瀬で植物を育てることで年間最大14億トンを削除できると試算。
(日本が1年間に排出するのとほぼ同量)
海外では、このチカラに注目した新たな動きが始まっています。
人間は大気中の二酸化炭素を年間187億トンずつ、増やし続けています。
このままの状態では、海の植物が持つ力を最大に働かせても、
減らせる量はごく一部にすぎません。
地球の未来は私たち自身の努力にかかっています。