日本製鉄、「社会のCO2削減」に貢献する新ブランド発足!
日本製鉄は、社会におけるCO2排出量削減に貢献する高機能製品・ソリューション技術を総称する新ブランド「NSCarbolex(TM) Solution」を発足したと発表しました。
自社の製造プロセスでのCO2排出量削減だけでなく、製品・技術の提供を通じて、3つの視点から「価値提供」に取り組むとしています。
同社は3つの視点として、
(1)顧客のものづくりの過程でのCO2排出量削減
(2)顧客の製品が社会で使用される際のCO2排出量削減
(3)カーボンニュートラル社会の実現に向けた社会のエネルギー転換への貢献―を整理
具体的な製品・技術として、自動車の車体の軽量化により製造時・走行時のCO2排出量削減に寄与する「NSafe(R)-AutoConcept」、
モーターの高効率化や送配電網におけるエネルギーロス削減に寄与する「高効率電磁鋼板」
建設現場の生産性向上等に寄与する建材ソリューションブランド「ProStruct(TM)」
水素社会の実現に寄与する高圧水素用ステンレス鋼「HRX19(R)」
などをあげています。
今後、こうした機能を有する高機能製品・ソリューション技術を「NSCarbolex Solution」と位置づけ、さらなる製品・技術開発を通じてラインナップを拡充し、より一層ニーズに応えていくとしています。
また同ブラントと、昨年9月に発表した、鉄鋼製造プロセスでのCO2排出量を削減したと認定される鉄鋼製品「NSCarbolex(TM) Neutral」とを総合するブランドである「NSCarbolex(TM)」について、これらの取り組みと効果を分かりやすく伝えることを目的に「NSCarbolex」に関するウェブサイトを立ち上げています。
終わりに
今後、ウェブサイトを通じて「NSCarbolex」に関する情報を発信するとともに、さらなるメニュー拡充、安定的な供給体制の確立を通じて、顧客の脱炭素化・競争力向上、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとされています。