NTTコミュニケーションズは、カーボンニュートラルの実現に向け、パーセフォニ社(米国アリゾナ州)の温室効果ガス(GHG)排出量を算定・可視化するクラウドサービス「パーセフォニ」の国内代理店契約を締結し、同サービスの提供を開始しました。
国際基準に対応したGHG排出量算定が可能に
同サービスは、企業の電力使用量などのデータを取り込むことで、GHG排出量を算定・可視化する。
主な特徴は以下のとおり。
国際基準に対応した排出量算定が可能
GHG排出量算定・評価に関する国際基準であるGHGプロトコル、SBT、PCAFスタンダードにもとづいた排出量算定が可能。世界約150カ国・地域の10万種以上の排出原単位を排出量算定に活用することができます。
その結果を出力することでTCFDや地球温暖化対策推進法などの情報開示に対応しています。
脱炭素に関する取り組みについて自社の強み・弱みを分析可能
CDPのデータに基づいて自社の排出量を競合他社と比較する機能やシミュレーション機能により、脱炭素分野での自社の強み・弱み・優位性を分析し、改善や意思決定に活用できます。
この取り組みにおいて、NTTコムは同サービスの販売とともに、同サービスにコンサルティングやデータ利活用基盤「Smart Data Platform」などを組み合わせたソリューションを提供し、企業のGXに貢献するとしています。
両社は今後も、同サービスの提供を通じて、企業のフィードバックをもとに継続的な改善を進めることで、GHG排出量に関するデータの収集から算定、分析、情報開示までをワンストップで支援し、顧客顧客の業務負担軽減とGXの推進に貢献していくとしています。