日本政策投資銀行、DBJアセットマネジメント、日建設計は、不動産の環境改修に関する協業を開始すると発表しました。
各社の不動産関連事業の強化、国内不動産業界でのカーボンニュートラルの実現に向けた環境改修モデルの構築と、その普及・浸透を目指しています。
政投銀と日建設計、不動産の「環境改修」で協業
3社は、オフィスビルを中心とする既存建築物の環境改修の推進に向けて、
(1)不動産の環境性能向上を目的とする環境改修モデルの構築
(2)環境改修に関する外部環境および不動産の環境性能向上に関する調査の実施
(3)不動産の環境改修によるバリューアップを目的とする不動産ファンドの組成・運用の検討
の主に3点に取り組みます。
DBJグループは、不動産証券化分野の投融資等の実績・ノウハウを活用し、日建設計との事業展開と環境改修モデルの普及・拡大を進めます。
さらに民間金融機関等と連携して顧客のニーズに対応し、不動産金融市場のさらなる活性化を支援します。
日建設計は協業を通じて蓄積した環境改修のノウハウを活用し、都市と建築のカーボンニュートラルを先導することで、新しい社会ニーズに応える多様な価値創造を推進するとしています。