お世話になります。
ライフ空調システム株式会社です。
皆さまは地盤について考えたことはございますでしょうか?
普段の生活のなかではあまり考える機会は多くないかもしれません。
しかし、近年ではBCP対策と言われるように各企業で事業の継続運営をしていくことが課題になってます。
災害時のインフラ復旧やエネルギー確保は、いわゆる省エネ分野のBCP対策となります。
今回はそのようなBCP対策の観点から地盤対策について考えていきたいと思います。
地盤調査とBCP対策
住宅を建てる際、建物の安全性のために地盤調査が必要になります。
どれだけ耐震性に優れた家を建てたとしても、地盤調査がおろそかにされた場合は、家の傾きや地盤沈下といった取り返しのつかないトラブルが発生してしまうおそれがあります。
地盤調査の方法には複数の種類があり、特徴や費用に違いがあります。
それぞれの地盤調査の特徴、調査結果の見方や結果への対応方法の目安、かかるコストなどについて解説します。
地盤調査とは?
地盤調査とは、地盤の強さを正確に測るために行う調査です。
調査は住宅の場合、土地が更地の状態で、建物を着工する前に行います。
調査結果によっては、基礎の方式や地盤改良など、建物の計画に影響するためです。
地盤とは、建物が立つ土地のことをいいます。
地盤の強さは目に見えず、たとえ今まで建っていた建物に問題がなかったとしても、地盤調査をしてみないと、本当の強さはわかりません。
地盤調査は、設計者もしくは工事施工者が調査会社へ依頼します。
調査結果とそれに対する計画は、設計者や工事施工者から建築主に説明されます。