お世話になります。
ライフ空調システム株式会社です。
今回のブログも前回に引き続き、省エネ・BCP対策の観点から地盤対策について考えていきたいと思います。
土地購入前に地盤の強弱を把握するには?
地盤の強さは地盤調査をしなければわかりませんが、地盤調査をするためには土地のどの部分にどのような建物が建てられるかがわかっている必要があります。
土地を購入し、建築家が実際に設計をしたあと、はじめて地盤調査が可能になります。
つまり、正確な地盤の強さを把握できない状態で、土地を購入することになります。
土地を購入する際に心配に思われる方も多くいるのではないでしょうか。
土地を購入する前に地盤の状態を把握する方法があります。
それは、土地のある地方自治体の役所にある資料を閲覧することです。
地方自治体によっては、いくつかのポイントで地盤調査の結果を公開しています。
土地に近い資料があれば、参考になるでしょう。
例えば東京都では、「区市町村の窓口で閲覧可能な地盤調査データ」を公開しています。
とはいえ、近くの地盤調査結果が良好であったとしても、候補の土地が問題ないかは、実際に調査しないと確定しません。
土地購入前に地盤の強弱について心配であれば、土地改良工事の予算として150万円程度を見込んでおくと安全です。