お世話になります。
ライフ空調システム株式会社です。
今回のブログも建設業での省エネ・BCP対策の観点から地盤対策について考えていきたいと思います。
地質調査業の仕事内容
地質調査業の仕事内容について、建設事業分野を例にとって詳しく説明していきます。
1.文献資料の調査
実際に調査を行う前には工事現場周辺の地形図や地盤図、空中写真などを使って事前調査を行います。
また、この現場で以前に工事が行われているのであれば工事記録を参照することや、
大きな災害が起きているのであれば災害記録なども参考にしながら、広域的かつ総合的に地盤状況を把握するのが地質調査の仕事の第一歩です。
2.地表地質調査
事前調査は文献資料を見るだけではなく、目視でも行われます。
経験豊富な専門家・技術者がクリノメーターやハンマーなどを持ちながら現場周辺を歩き回り、地表部分の地形や露頭、転石などをチェックしてルートマップを作成し、最終的に地質図としてまとめます。
3.物理探査
地下の地盤は目視で確認することができないばかりでなく、砂や粘土、砂利、水などが層をなしている複雑な構造であることが一般的です。
地下空間がどうなっているかを確認するために非破壊的な手法を用いて行われるのが物理探査です。