今回の省エネ補助金活用事例は前回に引き続き、複数のグループ企業の省エネ工事の担当をしている部署への省エネ補助金活用の提案の事例です。様々なパターンの省エネ工事に取り組んできた弊社の強みを活かすことができた事例となります。
施工提案内容
高効率照明(水銀灯に代わるLED) 50台
高効率空調 合計5台
設備費 約8,000,000万円
工事費・諸経費 約4,000,000円
合計 約12,000,000円
各グループ企業の現場調査から、最も省エネ効果があり優先順位を高く行うべきとされたのは、株式会社Aの工場でした。他のグループ企業も今回の調査で施工費の概算や活用できる補助金の想定は行うことができたため、今期は株式会社Aを行い来期以降に順次他のグループ企業も行うという意思決定も迅速に行うことに繋がりました。
施工完了ならびにエネルギーコスト削減効果
株式会社Aの省エネ工事は、高効率証明(水銀灯に変わるLED)と高効率空調の導入でしたが、施工前と施工後では約35%~40%のエネルギーコストの削減が見込まれます。自動車部品製造業ということもあり、施工管理や施工品質には高い基準が求められるのですが、弊社の経験値を活かしてその基準にもクリアをしていくことができました。そして、株式会社Aで確実にエネルギーコスト削減を実現することにより、他のグループ企業も省エネ工事実施の意思決定がしやすくなると予測されますので、施工後の効果測定も間違いなく行っていきます。
まとめ
特に製造業の工場は、仮に同業の工場であったとしてもその設計のコンセプトなどによって、様々な設備が様々な形で導入されています。同じ系列のグループ企業であってもそのコンセプトや考え方は異なることも多く、グループを横断して設備管理や省エネ工事の責任を持つ部署は、その設備の把握だけでも多くの時間と労力を必要としてしまいます。弊社は様々なパターンの省エネ工事を取り組んできた経験から、複数の工場や施設を担当する省エネ工事担当者様を支援することができます。複数の省エネ工事の対象となる工場や設備を抱えている担当者様は、ぜひ1度弊社までお問い合わせください。