今回の省エネ補助金活用事例は、以前に省エネ工事を行った金属製品製造業からの追加工改修事の事例をご紹介します。省エネ補助金を活用して水銀灯に代わるLED208台、高効率空調8台の導入を行った工場が現場となります。
施工対象中型商業ビル情報
今回施工対象となりました金属製品製造業は下記の内容になります。
会社 株式会社A とします
業種 金属製品製造業
所在地 愛知県内
施工実施前の状況
株式会社Aは昨年に弊社を通じて省エネ補助金を活用してエネルギーコスト削減工事を実施して頂いた企業様となります。エネルギーコスト削減工事はLED208台、高効率空調8台を導入する工事で、補助金の申請から施工まで弊社にて行って頂きました。
それまでの空調設備の保全等の仕事は古くからの取引先である設備業者様に依頼されていて、この度の大型の工事は補助金の申請もあったため弊社が行いましたが、その後の設備のメンテナンス等は既存の設備業者様に依頼をされていました。
しかしこの度、昨年に導入した設備に関する改修工事を弊社にお見積りを頂きました。理由を伺うと、改修工事の内容や規模が既存の設備業者様が対応できない範囲であることがあげられていました。
もちろん弊社からは喜んで現場調査とお見積りを引き受けさせて頂いたのですが、この辺りでも弊社が補助金の申請から施工まで行うことの強みが活きていると感じるところです。補助金の申請のためには、その現場の状況を詳細に把握しなければならず、新たに設置する設備や機器についても、どのような機種をどう設置するのかなど、当然と言えば当然ですがしっかりと設計や記録をしなければなりません。もちろん目の前では補助金を申請し受け取るために必要なのでそれを行うのですが、二次的には今回のようにその設備を改修したり増設したりする時に大いに役に立つことになります。
まとめ
弊社は補助金の申請から施工まで行う、ということを強みとして打ち出していますが、その先のアフターフォローもまた強みとして打ち出していきたいと考えています。補助金の申請のためにはどのような設備や機器をどう施工するかを正確に申告する必要があり、それが正確な設備状況の記録ともなります。次に改修や増設を行う時にこの書類や図面を活用することにより、その後長期間に渡って発生するメンテナンスや改修業務をスムーズに行うことができます。